第24回 月経の辛さと感情の波。もっと楽になっていい。我慢しなくていい。

写真は、いつもサロンを支えてくれている愛子さん。
こんな笑顔で過ごせる女性が増えたら嬉しいなと思い、この写真を選びました。
愛子さんいつもありがとう^ ^

目次

「女だから仕方ない」と言い続けてきた私たち

「生理って、こんなにしんどいものだっけ」

月経が近づくたびに、体も心も別人のようになる。

痛い。重い。眠い。だるい。

些細なひと言に傷つき、涙が止まらなくなる。

世界中のすべてが私に冷たく感じられる。

そんな経験はありませんか?

それなのに私たちは、

「女だから仕方ない」

「みんな我慢しているから」

そう言って一生懸命に自分を納得させてきました。

でも私は思うのです。

女性たちは、仕事や家事、育児にもう十分すぎるほど頑張っている。

だから月経に苦しむことなくもっと楽になってほしい。

我慢することを放棄して、もっと自分を労わってあげてほしい。

『月経と犯罪』を読んで感じたこと

先日、私は『月経と犯罪』という本を読みました。

本の中では、主に男性目線から月経が捉えられており、

女性は「感情的だから」「ヒステリーだから」と決めつけられ、月経と犯罪が結びつけられた歴史が紹介されていました。

でも、刺激的なタイトルですが、内容は犯罪を論じる本というより、

月経が女性の心身にどれほど大きな影響を与えているのか、

そして女性たちがその辛さをどれほど我慢しながら生きてきたのかを考えさせられるものでした。

感情があふれるのは弱さではない

私は、月経そのものが人を変えてしまうとは思っていません。

ただ、

仕事のストレス。

家庭の悩み。

パートナーとの関係。

将来への不安。

そうしたものを抱えながら毎日頑張っているところへ、月経前のホルモン変化が重なる。

すると、普段は抑えていた感情があふれ出してしまうことはあると思うのです。

生理前になると、

普段なら笑って流せることに傷つく。

家族に優しくできない。

急に不安になる。

何もかも投げ出したくなる。

そんな経験をしたことがある女性も少なくないでしょう。

でも、それは弱いからではありません。

怠けているからでもありません。

女性の身体は、初経から閉経まで何十年もホルモンの波を繰り返しています。

その変化の中で生きているのです。

現代女性は、生涯450回もの月経を経験する

現代女性は、昔の女性たちよりもはるかに多くの月経を経験すると言われています。

昔は妊娠や授乳の期間が長く、生涯の月経回数は今より少なかったとされています。

一方で現代女性は、生涯で約450回もの月経を経験すると言われています。

私たちの身体は、そのたびに大きなホルモン変化を繰り返しています。

そのうえ、

仕事。

家事。

育児。

介護。

そして自分自身の人生。

多くの役割を抱えながら生きています。

疲れるのも当然です。

揺れるのも当然です。

むしろ何事もなく過ごせるほうが不思議なのかもしれません。

女性も「仕方ない」で終わらせない

月経やPMS、更年期の辛さは、本当に人それぞれです。

実際に身体が動かないほど辛い方もいますし、医療のサポートが必要な場合もあります。

ただ一方で私たちは、

「生理前だから仕方ない」

「更年期だから仕方ない」

と、自分自身に言い聞かせてしまうことがあります。

私自身も、「今は生理前だから」と、その言葉に少し甘えてしまう瞬間があるなと感じることがあります。

本当は挑戦してみたいことがあるのに。

本当は一歩踏み出してみたいことがあるのに。

身体の辛さだけでなく、その言葉を理由に、自分の可能性まで小さく閉じ込めてしまっている方も少なくないのではないでしょうか。

でも、私はこれまでの仕事を通して確信しています。

女性の力は、本当にすごい。

女性には、まだまだ眠っている力があります。

だから我慢しろと言いたいのではありません。

辛いならケアをしてほしい。

助けを求めてほしい。

そして、自分の人生まで諦めないでほしいのです。

身体は、思っている以上に正直です

私は仕事柄、多くの女性のお身体に触れさせていただいています。

すると、生理前の不調や更年期の辛さを抱えている方ほど、身体が緊張していることがあります。

肩や首だけではありません。

呼吸が浅くなり、お腹や骨盤周りまで力が入っている方も少なくありません。

そして身体が緩んだ瞬間、

涙が出る方がいます。

表情が柔らかくなる方がいます。

長年抱えていた思いを話し始める方もいます。

私はその姿を見るたびに思うのです。

女性の身体は、とても正直だと。

身体は嘘をつきません。

不調は敵ではなく、身体からのメッセージなのかもしれません。

女性の身体と心(脳)は、深くつながっている

かつて「ヒステリー」という言葉は、女性の感情的な変化を否定的に表現するために使われていました。

その語源は、ギリシャ語で「子宮」を意味する言葉だと言われています。

もちろん現代医学では、子宮が感情を支配するという考え方は否定されています。

それでも昔の人たちは経験的に知っていたのかもしれません。

女性の身体と心(脳)が深くつながっていることを。

だからこそ私は、

涙が出る日も。

イライラする日も。

落ち込む日も。

そんな自分を責めないでほしいと思っています。

「今、どうしたい?」と自分に聞いてみる

私は一日の中で何度も自分に問いかけます。

「今、どうしたい?」

と。

思考は、

やらなきゃ。

急がなきゃ。

頑張らなきゃ。

と言います。

でも身体は、

少し休みたい。

座りたい。

深呼吸したい。

そう言っていることがあります。

全部を叶えることはできなくても、その声を聞いてあげることはできます。

私は、自分を大切にするとは、高価なご褒美を買うことではないと思っています。

身体や心の小さな声を無視しないこと。

ちゃんと聞いてあげること。

それが本当の意味で自分を大切にすることなのではないでしょうか。

アイシーサロンは、身体の感覚を取り戻す場所

アイシーサロンは、ただ癒やされるだけの場所ではありません。

長い間、

家族を優先し、

仕事を優先し、

周りを優先してきた女性たちが、

自分自身の身体の声を取り戻す場所です。

誰かに触れてもらうことで、

「私、ずっと頑張りすぎていたんだ」

「本当は我慢していたんだ」

と気づく方も少なくありません。

身体が緩むと、思考だけでは気づけなかった本音が見えてくることがあります。

私はそんな瞬間に何度も立ち会ってきました。

最後に、私が本当に伝えたいこと

それは、

冒頭でもお伝えしたように、

女性はこれ以上我慢しなくていい。

自分の身体にもっと目を向けて、身体の声を聞き、労わってあげてほしい。

ということです。

PMSも。

更年期も。

閉経も。

「女だから仕方ない」で終わらせないでください。

今はたくさんの選択肢があります。

婦人科で相談することもできます。

低用量ピルや漢方薬など色々な方法で、身体の辛さを軽減することもできます。

もちろん、すべての女性に同じ方法が合うわけではありません。

だからこそ、自分に合ったケアを見つけてほしいと思っています。

そして私は、膣ほぐし(膣ケア)もその選択肢のひとつとして知っていただけたらと思っています。

もっと自分を大切にしてほしい。

もっと身体の声を聞いてほしい。

女性の身体は、我慢するためにあるのではありません。

心地よく生きるためにあります。

来月のあなたが、今月のあなたより少し軽やかでありますように。

そのお手伝いができたら、私はとても嬉しく思います。

あわせて読みたい
トップページ おとなのフェムケア(膣ほぐし)専門サロン 「日本でただひとつ。研ぎ澄まされた指先が紡ぐ、究極のフェムケア。ここは、人生の黄金期を謳歌する女性のための聖域」 40...
  • URLをコピーしました!
目次