はじめての扉を開いてくださったあなたへ
I-sEE salonには、連日たくさんの新しいお客様が訪れてくださっています。
それぞれに悩みを抱え、誰にも相談できず、「まぁもう仕方ないか」と、どこかで諦めかけていた…
でも、今の自分を少しでも楽にしたい、そう願いながら扉を開いてくださる方ばかりです。
膣ほぐしって何をされるの?
個人サロンってどんな人がやっているんだろう?
きっと不安と緊張を抱えて来られていることと思います。
それでも一歩を踏み出してくださったことに、私はいつも心の中で「ありがとうございます」とつぶやきます。
そんな想いで、私はいつも真剣に向き合っています。
“手の記憶”が伝えるもの
お一人おひとりに全神経を集中させて施術にあたるのは、その方の”今の心と身体”を、まるごと受け取りたいからです。
ある日いらしたお客様は、あるご病気の影響で、短期的な記憶があいまいになることがあるとそっとお話しくださいました。
私との時間も、施術の内容も、きっと覚えていられないかもしれない――。
でもそのとき、私はふと思いました。
それでも触れられた感覚や香りや温度、その安心感は、きっと身体が覚えていてくれるんじゃないかな、と。
心地よさやぬくもり、自分を大切にされた感覚。
そんな”手の記憶”のようなものが、ふとした瞬間にふわっと蘇ってくれたら、それだけで充分。
そんな想いを込めて、全身を丁寧に施術させていただきました。
大切なものを取り戻す時間

さらにその方は、かつての出来事でお身体に残った跡があり、
エステやマッサージのような”誰かに触れられる時間”から遠ざかっていたと話してくださいました。
でも、それでも施術に来てくださいました。
その勇気に、私は胸がいっぱいになりました。
I-sEE salonには、子宮や卵巣を摘出された方、長年の病気と向き合ってこられた方など、
人生の中で何度もご自分の身体と向き合ってこられた方が、たくさんお越しくださっています。
そんな方々の身体に触れていると、
本当にがんばってきたんだなぁと、思わず胸が熱くなって涙がこぼれそうになることもあります。
「あなたでいいんですよ」
「あなたのままでいいんですよ」
そんな気持ちを込めて、そっと、静かに、施術をしています。
施術中にその方が不意にこぼした言葉が忘れられません。
「自分を大切にする時間って、大事ですね」
さらに施術が終わった後もハーブティーを一口飲んで、ふっと笑顔を見せてくださったとき――
「感動しました」と静かに伝えてくださいました。
私は思わず泣きそうになりました。
病気やかつての出来事で身体に残った跡をきっかけに、「自分はもういいや」と諦めていたけれど、
今日こうして身体をひとつひとつ丁寧に整えてもらえて、本当に嬉しかったと。
私はこの仕事をしていて、本当によかったと心から思う瞬間でした。
本当の「膣ほぐし」は、安心から始まる

I-sEE salonは膣ほぐし専門サロンです。
でも、心も体もぎゅっとこわばっている状態では、膣の表面上の緊張をほぐしても、一番ほぐしたい深部の緊張をほぐしきれていないことがあります。
だからこそ、まずは全身をゆるめること、安心して委ねていただくこと。
そのうえで、やっと本来の「膣ほぐし」の時間が始まります。
膣という繊細で神聖な場所を、私に託してくださる――
それは決して当たり前ではない、尊い信頼関係の上に成り立つものです。
心も身体もゆるみ、安心して私に身を委ねてくださったとき、
膣もやわらかく、深くほぐれていきます。
自分に触れることは、生きる力を注ぐこと
触れながら、どこが硬くて、どんな状態にあるのか。
自分の身体に「目を向ける」ことは、何よりも自分を大切にする行為だと思っています。
意識したところは、活性化する。
子どもも、植物も、無視されれば枯れてしまいます。
意識してあげる=生きる力を注ぐこと。
外にばかり目を向ける前に、自分に触れてあげる時間を持ってほしい。
自分の身体のひとつひとつのパーツに意識を向け、触れてあげてほしい。
それだけで、その場所は少しずつ元気になっていきます。
そして、きっと“好き”になっていける。
私は、膣という場所こそ、その代表だと思っています。
忘れてしまっても、身体は覚えている

触れることで、思い出せることがある。
たとえ記憶が薄れてしまっても、誰かに大切に扱われたという”感覚”は、
きっとどこかに残っていて、ふとした瞬間に甦り、わたしたちをそっと支えてくれる。
だから私は、今日もこの手に”心”を込めて。
あなたが「あなた自身」を、もう一度大切にできるきっかけとなるように。
「忘れてしまっても、感じていてくれたら」
そんな祈りのような想いを、そっとこの手に込めて――。
I-sEE salonでお待ちしております^ ^
※個人が特定されない範囲で、ご来店されたお客様の経験をもとに文章を構成しております。あたたかいご理解とご協力に心より感謝申し上げます。