皆様こんにちは。
名古屋市東区泉にある、おとなのフェムケア アイシーサロン
オーナーセラピストの紗代子です。
今回は、実際に通ってくださっている
60代のお客様のお話をもとに、
「閉経後の性」と
「膣の可能性」について、
ひとつの実例として、お伝えさせていただきます。
「10年ぶりに、お相手ができたんです」
そうお話しくださったのは、
64歳の、とてもおしゃれで凛とした女性でした。
久しぶりに訪れた、
“女性としての時間”。
けれど現実は、
想像していたものとは少し違っていました。
挿入しようとすると、
強い痛みで受け入れられない。
無理をすれば可能かもしれないけれど、
怖さと違和感で、身体が拒否してしまう。
「楽しみたいのに、痛いんです」
「お相手をお待たせしてしまっていて…」
その言葉の奥には、
焦りと、不安と、そして少しの切なさがありました。
世間の声と、本当の想い
世間では、よくこう言われます。
「もうその年齢なら、無理しなくてもいいのでは?」
けれど私は、いつも思います。
本当にそうでしょうか。
60代という年代は、
人生を知り、
自分の感覚を知り、
“楽しむ準備が整っている年代”でもあるのではないかと。
閉経後の女性こそ、
もっと自由に、もっと深く、
楽しんでいいはずだと感じています。
身体に起きていたこと
このお客様の身体は、特別な状態ではありませんでした。
普段から美意識が高く、
丁寧にご自身を整えてこられた方。
それでも、
膣まわりは乾燥し、
入口は硬く閉じ、
骨盤まわりの筋肉はこわばり、
血流も乏しい状態でした。
いわゆる「膣萎縮」と呼ばれる状態です。
ですが私は、ここでいつも同じことを感じます。
「衰えた」のではなく、
「動いていなかっただけ」だと。
変化は、思い出すように起きる

施術では、無理に変えようとはしません。
固まっているものを、
少しずつゆるめていく。
呼吸を深くし、
胸を開き、
骨盤へ血流を戻していく。
膣も同じです。
急に変わるのではなく、
触れられることで、
身体が少しずつ“思い出していく”。
「入ったの」その一言の意味
数回の施術後、
彼女は少し照れながら、こうおっしゃいました。
「こんなお話、ここでしかできないんだけど…入ったの。」
あのときの痛みが嘘のように、
自然に受け入れられたと。
もちろん、まだ完全ではありません。
挿入時のヒリつきや違和感は少し残っている。
それでも確実に、
身体は変わり始めていました。
膣口は柔らかくなり、
内側の反応も戻り、
潤いも感じられるようになってきた。
そして何より――
「楽しい」
その感覚が、戻ってきたのです。
膣は、年齢ではなく“状態”で決まる
ここで大切なことを、お伝えします。
膣は、年齢で決まりません。
60代でも、70代でも、
変わる方を、私は何人も見てきました。
逆に、30代でも
使われず固まっていれば、
同じように痛みは起きます。
つまり、
膣は「年齢」ではなく
「状態」で決まるのです。
「70歳まで楽しみたい」という選択

このお客様は、こうおっしゃいます。
「まず、70歳までは楽しみたいの」
お相手とも、
“その年齢まで楽しめる身体でいよう”と
話しているそうです。
とても素敵だと思いませんか。
誰かのためではなく、
自分の人生として選んでいること。
遠方から時間をかけて通い、
身体を整え、
変化を受け入れながら楽しんでいる。
その姿は、
どんな若さよりも美しく感じます。
さらに変化は続いています
そして最近では、
「奥が気持ちよくてしょうがないの」
と、笑顔でお話しくださるようになりました。
痛みは完全になくなり、
むしろ様々な感覚を楽しめる状態へ。
潤いも増し、
受け入れるだけでなく“応える感覚”も戻ってきた。
そしてお相手も、
「同じ世代とは思えないほど元気になる」
とおっしゃるほど、
関係性そのものにも変化が起きているそうです。
今、あきらめかけている方へ
もし今、
- 痛くてあきらめている
- 年齢を理由に線を引いている
- でも本当は、もう一度感じてみたい
そう思っている方がいらっしゃるなら、
お伝えしたいことがあります。
身体に「遅すぎる」はありません。
ただ、
向き合う機会がなかっただけ。
締めくくり

膣は、年齢で終わる場所ではありません。
触れられ、ゆるみ、巡りが戻ることで、
再び、やわらかく、あたたかく、応えてくれる場所です。
そしてそれは、
女性としての人生を、
もう一度動かし始める“きっかけ”にもなります。
60代は、終わりではなく
“整え直せる年代”。
どう生きるか、どう楽しむかは、
すべてご自身の選択です。
もし心のどこかで、まだ望んでいるなら。
その感覚を、どうか手放さないでください。
アイシーサロンでお待ちしております。

